不動産屋のおとり広告、見せ物件への対抗策

おとり広告、見せ物件への対抗策

 

「賃貸情報の信頼性」 項目

1.「ネットで賃貸情報を探す場合の注意点」

2.「見せ物件は存在する?」

3.「おとり広告、見せ物件への対抗策」

4.「信用できる情報と信用できない情報の区別」

 

wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所

行政書士 吉田 重信

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賃貸情報で良さそうな物件を見つけた際、
問い合わせて店に行ったのに「もう決まっちゃいました」とか言われることがあるだろう。

 

実際に来店までに埋まってしまうケースもなくはないが、
余程の人気物件で取り合いになっているわけでもない限りは、これまたあり得ない話でもあるな。

 

わかっているとは思うが、これは事実を隠すための方便である可能性がある。

例えば、初めから別の物件に連れて行くつもりであったり、
おとり物件として使い続けるために客付けするつもりがない物件であったり。

 

そういう、不動産屋側の事情で情報をカットアウトされている場合もあるんだ。

 

これに対して、法的な面での責任を追及しようなんて考える人もいると思う。

 

確かに厳密に言えばおとり広告は宅建業法違反だよ。

でも、連中はそんなの証明できっこないと思っているからやっているんだ。

 

仮にバレたとしても、どうとでも言い訳はつけられる。

そんな風に立ち回っている相手に理詰めで責任追及なんかしようとしてもキリがないから、
こういうのはもっとスマートに立ち回って自分の利益を追求した方がいい。

 

これがまかり通っている状況は確かに良くはないけれど、
大枠を変えたりなんてのは物件探しの一環としてやるようなことじゃない。

 

めぼしい物件が決まっているのならば、
不動産屋に問い合わせる前に物件自体を軽く調査しておくといいだろう。

物件情報には明確な住所が乗っていないことも多いが、
大枠は記載されていたりするので、その近所と写真を照らし合わせて行けばたどり着ける。

 

僕が不動産会社にいた頃なんかは、いつもそうだった。

未公開物件なんかだと明確な住所地はまず伏せられているから、
大まかな住所と青空写真のみでよく物件を探し当てたりしたもんだよ。

 

素人だと流石に青空写真での判別は難しいだろうけれど、
ウワモノが確定的に存在しているような賃貸物件であれば辿りつけるはずだ。

 

辿りつけたら、外から軽く観察してみるといい。

中にまで入って調査をするのは、防犯上の理由でNGだと言っておく。

 

大きなマンションとかだとわからないだろうけれど、
小規模なアパート等ならば、外から見ただけでも入居済みかどうかわかるはずだ。

 

登記簿で確認できた管理者に連絡を取って確認しておくという手段もあるけれど、
賃貸でそこまで拘る人はいないだろうから、これは蛇足だろうね。

「商談中です」とか言われて、どうしても腑に落ちない場合には検討すべきだろう。

 

ちなみに管理者が個人である場合は、
いきなり連絡をしたり訪ねたりすることはおすすめしない。

マジで警戒されるだけだからね。

 

これはあくまでも管理者が事業者等であって、
問い合わせ窓口等がちゃんと設置されている場合での話だ。

 

不動産屋から告げられた情報が腑に落ちないと感じたのならば、
できればその時点で帰ることをすすめる。

当然、向こうも帰さないようにするとは思うが、
頑として帰ると言っている相手に食い下がるようなことはできないし、しないだろう。

 

冷静に考えれば、問い合わせのきっかけになった物件が埋まった時点で、
それが目的で来店予定の客には連絡をすべきなんだ。

それを疎かにして店に呼び込んでいる時点で、やっぱりおかしいんだよ。

 

だから、そういういい加減な対応をしている不動産屋は、
やはりおとり物件ありきの架空営業をしていると疑った方がいい。

 

ただ、純粋に大家から理由があって断られていて、
それをやんわりと伝えるためにそう言っている場合もあるということは付け加えておく。

これに関しては、不動産屋を責められないな。

 

だから調査するのはいいけれど、深追いは禁物だよ。

 

物件探しはご縁の部分もあるから、
もしそうであったのならば、縁がなかったと諦めて他を当たった方が良いだろう。

 

 

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