築年数の経った物件は悪い物件か
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1.「築年数の経った物件は悪い物件か」![]()
wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所
行政書士 吉田 重信
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賃貸では年数の経った物件は、どちらかというと敬遠されがちだね。
これは耐震性等の建物の作りの面で気にされる人もいるだろうが、
やはり敬遠ポイントで大きいのは設備の古さだろう。
リフォーム等をしている物件もあるだろうが、
築何十年も経ってしまっている物件は、構造的に新しい設備が導入できないケースもある。
ガス管や水道管とかは、おいそれといじったりするもんじゃないからね。
どうしたって、導入できる設備に限界が出てきたりもするんだ。
そういった面で見劣りしてしまうゆえに、
築年数の経った古い物件は客が付きにくいといった印象がある。
不動産屋等からその点をあげつらわれて、
「この物件はもう客がつかない」などと言われた大家もいるだろう。
しかし、そんなことはない。
これは単純に掘り下げ不足な話で、
客を連れてくるための利点をピックアップしようとしていない証拠だ。
引こうと思えば、物件として破綻したりさえしていなければ客はつくんだよ。
ただ、仲介する旨味が少なかったり、
他に別の目論見があって、業者にやる気がないだけ。
以前の不動産屋の記事でも触れたけれど、大家に物件を手放してもらったり、
不動産屋が自分で物件に対する主導権を握るために、わざとそうしている場合があるんだ。
だから、安易に自分の中で諦めてしまったり、
そっちに誘い込もうとしている不動産屋の口車に乗せられてはいけない。
長く建ち続けているってのは、
それだけで物件としての実績がある証拠なんだよ。
一つは気候等の問題。
これは気象変動の激しい昨今では無視できない話だろう。
長い間そこで地盤を築いて賃貸をやっているということは、
そこでの気候変動による影響も少なく、変化にも対応しているという証でもある。
大家自身もそこに住んでいるのであれば特に、だね。
自分達のことでもあるわけだから、手を抜いたりすることはできない。
耐震性についても、同じことだ。
これまで東京でも比較的大きな地震はあったけれど、
問題なく建ち続けているのは耐震性についてもそれなりの信頼があるということでもある。
実際にこれまでの地震を食らった上での話なんだから、
これ以上にないくらい目に見える実績だろう。
他にも治安や周辺環境についても、
そこで長く人が住み続けてきたという事実はそのまま物件の特徴にもつながる。
人がそこで生活の地盤を築いてきた場所ってのは、
最新設備をそろえるだけでは決して整えることのできない環境なんだよ。
実態面での実績は、思っている以上に大きなものでもあるんだ。
だから、それなりに築年数の経った物件への入居者を募る場合は、
そういった実績を入居希望者にもしっかりと伝えていく必要があるだろう。
住めば都なんて、よく言ったもんだと思うよ。
古すぎて人が住めないレベルの物件なんて、滅多にお目にはかかれないものだからな。
wrote. サンハイツ吉田