賃貸情報にいつまでも残っている物件は怪しいのか

ずっと掲載され続けている物件は怪しいのか

 

「ウラトリが必要な賃貸情報」 項目

1.「鵜呑みにすべきでない不動産屋の言葉」

2.「ずっと掲載され続けている物件は怪しいのか」

 

wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所

行政書士 吉田 重信

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賃貸物件を探していると、
ずっと情報が掲載されっぱなしの物件も見かけるだろう。

一見、いつまでも客のつかないヤバイ物件のように見えるかもしれないが、
これは今の世情や業界の性質等、色々な事情があってそうなっている場合もある。

 

例えば、不動産屋に体のいい「見せ物件、おとり広告」として利用されている場合。

 

こういう客引きが優秀な物件は入居させてしまったらそれまでだから、
今後も客の流動口として残しておくためにいつまでも客付けしないこともある。

それを皮切りに店に来させて、別の物件に連れて行ってしまうんだ。

 

実際に内覧希望なんか入った場合は客を連れて行ったりすることもあるが、
客が実際に入居したいなどと言った場合は破談にする。

 

 

理由なんか、どうとでもなる。

既に何件か申込みが入っているとか、貸主に断られたとか。

 

見せるだけ見せた上で、
別の狙っている物件にねじ込む手段なんかいくらでもあるんだわ。

 

 

貸主に対してもそうだ。

申込みまでやって見せたりもするが、実際に入居をOKすると、
「お客が風水を気にし始めた」とか言い出して破談にしてしまう。

 

そういった理由で、いつまでも客が付かない状況に追い込まれている物件は少なくない。

 

 

あとは世情的な理由もあったりする。

 

近年では外国人入居希望者が増えた影響もあって、外国人向けの賃貸プロデュースが盛んだ。

賃貸管理をやっているとひしひしと感じるけれど、
どうも外国人をねじ込む地域がそれ専用として囲い込みされているように思える。

 

要は、この地域は積極的に外国人客を入れていきましょう、と、
業者内で談合されているような感じだね。

 

しかし、そういう世情も相まって、
地域内で外国人向けに紹介できる物件は常に枯渇傾向にある。

だから狙いをつけた物件は、そういう物件にするために外国人客しか紹介しない

 

でも、外国人の入居を断っている貸主は依然として多いから、
こういう目をつけられた物件は結果としていつまでも情報が残り続けることになる。

 

 

と、いうのが残り続けている物件情報の真相だったりするわけだ。

 

なにか物件として破綻していることがあって、
いつまでも客がついていない物件なんて珍しいんだよ。

大抵の物件は人が住むことを前提にできているから、
特別な理由があって空きっぱなしなんてのはかえって不自然なんだ。

 

情報が残り続けているという理由だけで敬遠することじゃない。

だから、なにか気になる物件があるのに紹介してもらえなかったり、
不動産屋の対応に違和感を感じたのなら、貸主に直接相談してみるのもいいだろう。

 

業者の都合でカットアウトされてしまっている場合もあるから、
そういう轍から抜け出すためには、自分から行動をしていくしかないな。

そうでないと、いつまでも人に決められた情報しか入ってこないぞ。

 

不動産営業は営業の希望を客が自分で選択するよう追い込む仕事だから、
任せているだけでは本当の意味で自分の希望を叶えることはできないようになっている。

 

これは貸主、借主両方に言えることだね。

 

 

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