鵜呑みにすべきでない不動産屋の言葉
「ウラトリが必要な賃貸情報」 項目
1.「鵜呑みにすべきでない不動産屋の言葉」![]()
wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所
行政書士 吉田 重信
![]()
![]()
![]()
賃貸物件を探す借主は、不動産屋と接点を持つことがほとんどだろう。
一般的な入口としてはメジャーだろうから大抵の借主がそうする傾向にあるが、
不動産屋からしたら疑いもなくドアを叩いた客を自分のペースに巻き込むなんて朝飯前だ。
脳死状態で来た客なんか、向こうからすればカモネギもいいところなんだよ。
不動産屋は客を見た上で、決めさせる物件を自分の都合で選ぶ傾向があるから、
己のペースを見失わないようにするためにも、連中の言動には注意しなければならない。
よく苦情を聞くのが、ホームページ上から問い合わせをしたら、
「あの物件、もう決まっちゃいました」と言われてとにかく来店を促されるような事例だ。
わかっていると思うが、こんなのは方便もいいところで、
実際のところはその情報を囮にして、初めから別の物件に案内するつもりなんだ。
元の物件情報も、実際には存在しないとまでは言わないが、
既に募集を打ち切っているような場合だってある。
現に、ウチの物件は既に不動産屋からの客付けは全て打ち切っているが、
未だに業者のサイトにウチの物件情報をのっけたままで募集しているところもあるからな。
あと、内覧できると言われてせっかく来店したのに、
「もう申し込みが入っている」と言われて案内してもらえないようなこともある。
それでもまだ決まっていないのならば、と食い下がっても、
「今から申し込んでも3番目、4番目になる」とか言われて、決して案内しようとしない。
これも当然、嘘っぱちだよ。
そもそも、そんな状態の情報を皮切りにして来店を促している時点で非常識だわ。
前述の件にしてもこの件にしても、初めから別の物件に案内することは決まっているんだよ。
手数料のおいしい物件だったり、自社の管理物件だったりとかな。
初めから客の希望する通りに案内する気なんかないわけ。
この業界はそういう、客からは確認しようのないことを巧みに利用するのが当たり前だから、
不動産屋の言うことをそのまま鵜呑みにしてはいけない。
仮に「他のいい情報持ってますよ」とか言われても、
そういった不可解な対応を取られた時点で帰るなりして、自分から切らなければダメだ。
無理にそこで契約なんかしたって、ロクなことにはならないぞ。
どうせ契約時も契約後も、同じような誤魔化しみたいな手段を使うんだからさ。
あとは契約時とか契約後の対応なんかでなにかを頼んだ際、
「それはできないことになっているんですよ」と体よくかわされたりすることな。
できないんじゃなくて、やらないだけだね。
なにを根拠にできないことになっていると言っているのか、ちゃんと確認した方がいい。
契約等でハナからそういう合意をしているのならば、仕方がない。
それは借主側の落ち度だわ。
でも、いちいち確認もしないし、する能力もないだろうと踏んで、
その場しのぎのいいかげんな対応をする業者は少なくない。
だから、こういった場合はちゃんと確認すること、
あと、できれば確認が取れるまで業者を帰したり連絡を終えたりしないこと。
これを徹底すべきだ。
不動産営業って、その場がなんとかなればいいやみたいな考え方をしているのがほとんどだから、
話をしたら結論が出るまではその場を立たせちゃあダメだよ。
一旦、会社に帰したり連絡を断ったりしたら、
なにか本当にマズいことが起こっていた場合、その営業は二度とあなたの前には現れない。
そういう、無責任なトンズラも当たり前の業界なんだよ、不動産は。
いつでも逃げられるように偽名を複数使っていたり、
借金から逃れるために偽装結婚しているようなヤツも普通にいたりするからな。
バリバリの東京生まれ、東京育ちのくせに、
「仙台出身の地元民です!」とか言って地方で営業やっているのもいる。
そういう、地に足をつけない業界だということを忘れてはいけない。
不動産屋は、皆、物件情報を得るためには必要だから、と、
初めは仕方なく付き合いを持つ場合がほとんどだ。
ただ、業者もそれをわきまえているからこそ、こちらを籠絡させる手段はいくらでも持っている。
営業の言葉は、言葉としては捉えないことだよ。
向こうもこちらを人間と見て、人間として付き合おうなんて考えていないんだから、
こっちも連中の吐く言葉は都合良く話をまとめるための「手段」だと思っておかないといけない。
wrote. サンハイツ吉田