法改正時は「抜き」にかかるチャンス
「注意すべき業者の動向」 項目
2.「法改正時は「抜き」にかかるチャンス」![]()
wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所
行政書士・宅地建物取引士
吉田 重信
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法律は普遍的なものではない。
時間が経てば改正もされるし、新しいものが施行されたりもする。
それによって、これまで扱っていたものが同じようには扱えなくなったりもするんだ。
基本的には普遍物である不動産を、
これまた普遍的に管理している立場の人にとっては一大事だよね。
だって、今までと同じではやっていけなくなっちゃうんだもん。
管理業務って、これまでと同じようにこなしていくことを要求される立場でもあるから、
新しいことへの対応を迫られてアタフタしてしまう人は少なくない。
こういうのって滅多にないことだから、
日頃、変化の少ない貸主は、新しい手順の構築やどう対応するかを戸惑う傾向にある。
そして当然、そのスキを狙ってくる輩もいる。
法律は基礎的な素養がないと扱えないシロモノだから、
条文を読んだりしただけでは、契約書等に書かれている意図の背景までは推察できない。
知識が追い付いていなかったりする相手には、
「そういうものですから」と、強気な対応で押し切れたりするものでもあるんだ。
これは不動産屋もそうだが、弁護士なんかもよく使う手だね。
法律を知らない相手に対しては、
当然、そうであるかのように振る舞うのが一番効くんだわ。
だから法改正にかこつけて、既存の契約を借主有利な内容に更改しようとしたり、
これまでの委任契約を自分達の都合のいい話にするような不動産屋や弁護士は実在する。
こっちが突っ込んでこなければ儲けもの、みたいな考え方だね。
実際に勝手に内容を借主有利に変えた契約書を、
既に借主の署名押印が押されている状態で送り付けてきたような事例はあったし。
黙って応じてくれればラッキー!くらいに考えて、こういうことをしているんだろうね。
ただ、厳密に言えば権利義務の発生、喪失に関わる重要な手続きだから、
やるだけタダでは済まないのが実情だ。
いや、済ませちゃいけないんだ、こういうのは。
こんなのを仲介業者にやるよう裏から指示している顧問弁護士もいるみたいだけれど、
おかしいんじゃねぇのか。
なんか色々と、調査をする必要がありそうだよね。
どうせわかりっこないだろうってスキは、
日頃からそのスキを伺っている連中にとっては恰好の的になる。
法改正時はそういった行為が最も行われやすいポイントでもあるから、
貸主の人達は足元を見られないように日頃から情報収集だけは欠かさないようにな。
不動産屋とかになにかをされた場合は、その場でキツく追及しておかなければならない。
二度と下手なことをしようなんて考えさせないようにするためにも、
やられた時はちゃんとケツを蹴っ飛ばしておくんだ。
今後における示しをつけておく上でも大事なことだよ、これは。
wrote. サンハイツ吉田