会社や事業の名称を決める際の基準
「屋号やルールの取り決め」 項目
1.「会社や事業の名称を決める際の基準」![]()
wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所
行政書士・宅地建物取引士
吉田 重信
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事業を始める上では、言うまでもなく会社の名前や屋号は重要だ。
顧客がそれを見た上でサービスや事業内容を連想するきっかけにもなるし、
自分の事業の社会に対する決意表明にもなりうる。
ゆえに、屋号は簡潔かつ、自らの活動に符号するものであるべきだろう。
個人事業ならば、業種に関連付けたもの、会社組織ならば○○株式会社とかだね。
これについては、奇抜さは特に必要ないと考える。
初見で眉を顰められてしまうような癖のある屋号は、
ファーストインプレッションで良い影響を与えるとは到底、思えないからだ。
「奇抜であれば興味をもってもらえます!」とか言っているコンサルもいるみたいだけれど、
顧客がなによりも興味があるのはサービスの内容なんだよ。
事業に興味を持たせんのは、あくまでもそこからだ。
順序を間違えちゃいけない。
だから、屋号についてはシンプルが一番。
解説しなければ意味が理解できなかったり、
事業内容が想像できなかったりするものは避けるべきだ。
屋号については他にも類似商号等の法的問題点も存在するけれど、
僕がここでその解説をしたところであまり意味はないだろう。
その手の解説は、他のサイトにも腐るほど掲載されているだろうからね。
ここではあくまでも事業展開に焦点を当てて話をさせてもらう。
あと、他に注意すべきことと言えば、
今後の事業展開を見据えた上で許容性のあるものを選択すべきということかな。
例えば、ウチの事務所は「行政書士明和事務所」っていう屋号なんだけれど、
実は開業するギリギリまでは流行にのって、「明和法務」にしようかとか考えていた。
でも、あとあとの展開を考えると、「法務」なんて括りをつけてしまったら、
法務に関する事以外の業務に手を出し辛くなるし、顧客の印象としてもそれは難しくなるだろう。
新しいサービスを展開すること自体は事業者の自由だけれど、
屋号を見た顧客がなにを求めてくるのかを考えたら、やはり屋号で括ってしまうのはマズいと思った。
もちろん、法が絡むことは確実にやっているんだけれど、
それを主軸とした業務をしているのかというと、やっぱり違うと思うからね。
だから、開業間際になって、「やっぱり明和事務所としよう」と決断したわけだ。
事業は当初予定していた方向とは違った方向に展開が流れていくこともある。
サービスは顧客主体なわけだから、これは当然だよね。
重要なのは、いかなる展開にも臨機応変に対応できるようにしておくこと。
屋号の決定時においても、それは念頭に置いておくべきだろう。
wrote. サンハイツ吉田