独立開業時の営業先はどこをアテにするべきか

営業先はどこをアテにすべきか

 

「営業の基礎」 項目

1.「営業先はどこをアテにすべきか」

2.「言いなりではリスペクトを得られない」

3.「反響率とはどの程度のものなのか」

4.「チラシ営業のやり方とその有効性」

5.「連絡手段等、顧客の流動口への気遣い」

 

wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所

行政書士・宅地建物取引士

吉田 重信

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事業にアテにしていい販路などない。

 

いきなり不躾な形で結論を出して申し訳ないが、これは事実なんだ。

販路なんてものは地道に築いて、構築して、
それでようやく身についてくるものであって、初手からアテにできる類のものじゃない。

 

なんか、説教臭くなって恐縮だね。

でも、仮に仔細であったとしても、金の絡む話で他人はアテにしちゃあいけないよ。

 

開業時にアテにしていた販路や人脈が、
蓋を開けてみたら使い物にならなかったなんて話はわんさとあるんだ。

そして、そうなった時に開業前に気持ちのいいことを言ってくれていた人達は、
誰も責任なんか取ってくれやしない。

 

全ては自己責任

それが自営業では当たり前だね。

 

だから販路なんて重要なものに、
他人のさじ加減が関与する余地なんか作っちゃいけないんだ。

 

流動口は自己管理できる形で作っていかないといけない。

仮に他人が絡んだとしても、
自分の事業の主導権は常に自分が握っていないとダメということだね。

 

そうでないと、他人の一挙一動に経営が影響する形になってしまうからな。

まずは基礎として、そこは考えを固めておいた方がいいだろう。

 

その上でいかに販路を作っていくかだが、
安定性を考えるのであれば人つながりの販路を作っていくのが大正義だ。

なんか矛盾しているように聞こえるかもしれないけれど、
アテにとかするんじゃなくて、自分で切り開いていく流動口としてだな。

 

作れるのならば、人つながりの販売経路は極めて強固なんだよ。

相手が経済的に崩れたりしない限りは、長く続くケースがほとんどだからな。

 

役所絡みみたいな随意契約が義務化されている領域については例外だけれど、
そうでなければ、基本的には一度築いてしまえば早々なくなることはない。

 

ただ、人つながりの販路はその分、築くのが非常に難しい。

なにか足掛かりでもなければ入っていけない場合がほとんどだ。

 

飛び込み営業の難しさを想像すればわかりやすいと思うけれど、
余程の理由があるか営業特化した能力が備わっているかでもなければ厳しいよ。

だから、めぼしい領域の話ではあるけれど、
そういったインプレッションを作れないようであれば、人つながりの販路は諦めた方がいい。

 

たまに開業前からそういう流動ありきでプランを練っているような話も聞くけれど、
回してもらうという前提ありきで事業をやっていく考えは間違っている。

 

繰り返しになるが、販路なんてものは自分で作っていくものだ。

 

 

人つながりの販路が切り開けない場合、やはり今の時代はネットに頼る形になるだろう。

ネット関連は使いようによっては、
なんの元手がなくともチャンスを切り開ける魔法の領域だ。

 

しかし、その反面、人つながりのように地に足をつけた関係ありきのものではないから、
潮が引くようなことが起こったら販路も一気に収縮してしまう危険性もある。

 

人つながりと違って、安定性に欠けるのがネット集客の欠点なんだよ。

だから、これについてはなにかが起こってもアクセスを稼ぎ続けられるような対策を、
日頃から常に行ってゆく必要があるだろうね。

 

 

ウチが一番大変だったのは、
ネットアクセスの大半がパソコンからモバイルに移行した時

この記事も、その時の経験で書いている。

 

確か、2013年か2014年だったかな。

それまでは8割ないし9割がパソコンからのアクセスだったんだけれど、
それがそっくりそのままモバイルに変わっていった時期だ。

 

それだけスマホの普及のスピードは凄まじかったんだね。

サイトもいきなりモバイル対応を求められたけれど、
そんなスキルすぐに用意なんかできなかったから、結局、それまであった販路はオジャンだ。

 

googleとかは大分前からアナウンスはしていたみたいなんだけれど、
それを見落として対策を怠ってしまったんだね。

 

こういう技術の進化とかだけじゃなく、他人からの邪魔や強力な競合相手の登場等、
ある日いきなり使っていた販路がダメになるようなことは往々にしてある。

だから販路については、常に研究、開拓し続けていく必要があるんだ。

 

腰を落ち着けてはいられないのは、自営業者の宿命でもある。

 

自分で事業を回していく以上は、
己以外にアテにできるものなどなにもないと思っておいた方がいい。

 

 

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