反響率とはどの程度のものなのか
「営業の基礎」 項目
3.「反響率とはどの程度のものなのか」![]()
wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所
行政書士 吉田 重信
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事業で顧客獲得を目指す以上、
どんな形であったとしても露出は必ずしてゆかなければならない。
所謂、広告や宣伝といったカテゴリーの話になるのだけれど、
基本的にこの分野での話は金か労力がつきものだ。
手早い効果を望むのであれば金をかけなければならないし、
自力でやるのであれば一朝一夕ではとても効果は見られない領域の話でもある。
それゆえにそれを投じた上での効果、
所謂、反響率の程度については皆、関心のあることだろう。
人間、労力や負荷のかかるものに関しては保証を求めがちだからね。
そこにそれだけを投じる価値があるのかを確認した上で、
投資や投機を判断したいという気持ちはわかる。
しかし、こればっかりは人間相手の行為である以上、
明確に数値化はし辛い話だということも皆、理解はしているはずだ。
対人間でのエモーショナルな面が絡む問題は、
こうすればうまくいくといった確実な方法論があるわけではない。
単純な見せ方や露出の仕方だけではなく、
時期やタイミング的なものが結果に影響を及ぼしたりする場合もある。
なので、この項目では概要と手段の性質から紐解いてゆき、
そこから僕自身の経験も踏まえた上で現実的な結論を導き出す形を取りたいと思う。
一般的に宣伝、広告というと今の時代ではネット上のものを連想するだろう。
実際に今ではそれが主流だし、
新規事業においてはまずそこから手をつけようと考えるのが自然だ。
これはやはり空手でも手をつけやすいから、という理由が大きいね。
Web関連の露出は経験と技術さえあれば自分一人でもできることが多いから、
最初から元手をかけたくないのであればうってつけだろう。
しかし、既に運営済みの人達は分かっているとは思うが、
この界隈は常に勉強と挑戦、そして変化が伴って然るべき業界でもある。
情報を見るツールも人の趣向も時代に合わせて変化するから、
それに合わせる形で常に変化と対応が求められる。
それを常に追いかけてゆかねばならない世界なんだ。
それに机の上でできて、お金をかけなくてもできる作業ではあるのだけれど、
これは新規参入のライバルが多いということでもある。
皆、考えることは大抵が同じだからね。
だから、お金をかけない分の労力はきっちりかかると思っておいた方がいい。
その上での効果と反響率についての話なんだけれど、
僕自身の経験と体感で言うと、大体、検索経由で一日に100PVもあれば結果は伴うよ。
本当に個性と魅力があるサービスであるならば、ね。
だからWeb収益とかを目指すのではなく、
なんらかのサービス提供をしていくつもりなのであれば、まずはそこを目指すといい。
それで一人でこなしていくには十分くらいの問い合わせはもらえる。
逆にそのくらいのアクセスがあるのに問い合わせにつながらないのは、
申し訳ないがサービス自体になにか問題があるのだと思う。
内容や価格を今一度、見直してみた方がいいだろう。
ネット以外の広告としては、チラシ営業が挙げられるね。
アナログな手段ではあるけれど、
今の時代でも使われ続けているれっきとした現役の宣伝方法でもある。
捨てるにしても一度は確実に手元に届き、
目を通してもらえるという点がチラシ営業の最大の強みだ。
しかし、アナログゆえに直接まかなければならないというのがネックだね。
露出に人の手が確実に必要になる手法でもあるから、
その点になんらかの形で折り合いをつける必要があるだろう。
ネット広告のように、勝手に見てもらえるようなものとは違うんだ。
また、チラシも凝ったものにしようとすれば、
当然、それに伴ったデザインと印刷の費用がかかってくる。
これはかなりバカにならない費用になるから、
もし、自分でやれないのであれば覚悟はしておかなければならない。
その上での効果と反響率なんだけれど、これは扱う商材の価格帯にもよるな。
当たり前の話だけれど、高価格帯の重い案件ほど、
チラシからの問い合わせは望めないと思っておいた方がよろしい。
例えば不動産売買のチラシなんかだと、
一万~二万枚ばらまいて一件か二件の電話が鳴ればいい方と言われている。
これは昔、少しの間だけれど在籍していた不動産屋での経験上の話だね。
「こんなん、ゴミをバラまいてるのとかわらん」
営業社員の人がよくこんな愚痴をこぼしていたけれど、
まあ、本当にそういう領域の世界なんだよ。
だから人海戦術でも使って大量にバラまくか、
なにか需要にピンポイントで渡せる方法でもなければやめておいた方がいい。
はっきり言って、非効率だ。
僕自身も独立した直後に試しにチラシを作って撒いてみたことがあったけれど、
当然、問い合わせはゼロだったね。
印刷機もブッ壊れるし、正に踏んだり蹴ったりの結果だったな。
これを営業の足掛かりにしているような事業は、なんたって規模が違う。
それこそ数字にしたらコンマなんぼの確率だから、
それを埋められるだけの数を撒くか直接見込み客に渡すかできないとマジで意味がない。
ただ、アナログな営業方法は実際に顧客を掴んだ際には、
安定性のある関係が期待できるという面もある。
顧客もそれなりの調査と覚悟をもって連絡してきているからね。
以前の販路の項目でも書いたけれど、
この安定性がアナログなつながりでの最大の利点でもあるんだ。
だから、扱う案件が重いものなのであれば、
敢えてアナログな手段を選択するというのも間違いではない。
露出と反響は極めて比例的なものだよ。
数字で出したものは、必ず数字で返ってくる。
でも、比率によって1にも満たないやり方では無意味に終わるのも事実だ。
扱う商材やサービス、価格帯によっての向き不向きもあるから、
自分の事業を見直した上でより効率の良い方法を選択した方がいいだろう。
wrote. サンハイツ吉田