起業時のリスクを緩和するためにやっておくべきこと

起業のリスクを緩和するためには

 

「経営と仕事に対する考え方」 項目

1.「独立開業は顧客のための結果論」

2.「起業のリスクを緩和するためには」

3.「運を否定する経営者は運からも否定される」

4.「社長は社員とどんな風に接するべきか」

 

wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所

行政書士 吉田 重信

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やりたいことを、やりたいようにやる。

これが独立開業の醍醐味でもあり、最大の魅力だ。

 

しかし、自由というものにはリスクがつきもので、
こういった垣根を超えた生き方を選択するためには相応の覚悟が必要になる。

 

勤め人のように、毎月の給与支給が保証されている立場ではないんだ。

むしろ、自営業者にとって月末は支払いの時期だから、
これまでゴールポストであった給与日が終わりの始まりになることだってある。

 

毎月の資金繰りをやりくりしていくだけでも、結構、大変なことなんだよ。

如何に対策を練ったとしても、常にリスキーな面は残り続ける。

 

これを完全にゼロにすることはできない。

それならば、皆、正しい対処していれば必ず成功できることになるからな。

 

世の中はそんなに単純じゃないし、
自営業も水を打てば返ってくるようなわかりやすい世界じゃない。

 

しかし、努力次第でそれをゼロに近づけていくことはできる。

それゆえに、独立開業前には綿密な下準備が必要となるわけだ。

 

 

最初に考えておくべき事は、なにを、いくらで、どこに売るか、だね。

 

有り体に言えば、商材と販路の話だ。

自営業では、まず、これがなくては始まらない。

 

 

これらの点は事業を始めてしまう前でも検討ができることだから、
実際に勤め先をやめて独立したりする前に綿密に考えておかなければならない。

 

というか、始めた後になってから考えるようでは遅すぎる。

遅すぎるし、順序自体が逆だろう。

 

もし、そういう逆転現象に陥っているようなら、
一度、立ち止まってなんのために独立開業しようとしたのかを考え直してみるべきだ。

独立自体が目的になっているようであれば、
それは顧客に受け入れられない可能性が高いから、大ケガをする前に方向転換をした方がいい。

 

また、どこで開業するかの問題も重要だ。

所謂、事業所の問題なんだけれど、これは行う事業規模にもよる。

 

大所帯を用意するような事業でもなければ、まずは自宅での開業を検討してみるべきだ。

 

理由は言うまでもなく、家賃等の固定費が余分にかからなくて済むからだよ。

 

固定費についても以前に書いたけれど、
開業当初は特に本当に必要なものだけに絞らないとマズい。

ランニングコストって思っている以上にバカにならないから、
極力は支出せずに済む形での開業を検討するのが望ましいと言えるだろう。

 

 

 

最後に、最も重要な検討要項を伝えておく。

それは、いつまでにどこに到達するかという目標設定だ

 

例えば、収入的な面でもいいし、仕事の入り具合でもいい。

決して数字的なものでなければならないわけではないが、
これは開業前に必ず具体的なものを用意しておくようにしてもらいたい。

 

なぜかというと、目標もなくただ口を開けているだけでは、
継続した仕事なんか入ってこないからだ。

なんらかの理由でたまたま仕事が入ってきたりしたとしても、
目標がなければそれをきっかけに先に歩を進めようという動機にもつながらない。

 

そういうスタンスでは、事業として成り立たないだろう。

ただ入ってきた仕事をこなして、報酬をもらって、それで終いになる。

 

悪いが、これではバイトや副業と変わらない。

 

また、ネガティヴな面においても、その要素は重要な役割を担うこともある。

 

事業の目的は顧客に満足してもらうことが入り口ではあるんだけれど、
最終的にはそれを通じて自分も経済的に豊かになっていくことも目的の一つなんだ。

だから状況によっては撤退や転換を検討したりすることも非常に重要なんだけれど、
目標設定が明確でないと、そのターニングポイントが掴めない。

 

そうなるとジリ貧になるまで非効率なやり方を続けることになり、
最終的には自分も経済的に失敗し、周りにも多大な迷惑をかけることになる。

そういったリバウンドを取る考えのない者は、
一時的にいい思いができたとしても決して長続きはしないだろう。

 

いつかやってくる悪い時期に現実的に対処していくためには、
やはり具体的な目標設定が足掛かりとなる場合が多い。

取捨選択の要にもなり得るものだからな。

 

 

独立開業というものを夢物語ではなく、現実のものにするつもりならば、
最低限、このくらいは考えた上で行うべきだろう。

これは自分の事業を顧客や他人に説得力のある形で伝える上でも重要な事なんだ。

 

 

なにを、いくらで、どこに、どこで、いつまでに。

 

この5つがしっかりと伴っていることによって、
事業に客観性と現実性という説得力と具体性を持たせることができる。

 

 

まずは身近な人間に「それ、いいじゃん」と言ってもらえるようにしないとな。

 

独立開業への第一歩は、そこから始まるのだと思う。

 

 

 1.「独立開業は顧客のための結果論」

続き 「運を否定する経営者は運からも否定される」 

 

 

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