不安定さは複数の収入源によって解消する
「事業資金のやりくり」 項目
3.「不安定さは複数の収入源によって解消する」![]()
wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所
行政書士 吉田 重信
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やっている事業が一本あるのならば、完全に別の収入源を他にも持っておいた方がいい。
これはポートフォリオを検討する上でも重要なことなんだ。
水物営業系の事業の場合、
収入の入りがいつまでも安定しない恐れがあるからね。
それに多角経営面ではともかくとしても、
活動資金の流動口はできうる限り分散させておいた方がよろしい。
これは一事が万事を避けるためのものだ。
単純な話、流動口が同じ場所であった場合、
そこになにか一つ問題が起こったら一気に流動が止まってしまう。
いきなり、収入がゼロになる可能性だってある。
例えばだけれど、集客を一つの業種、一つのサイトのみで行っていた場合、
そのサイトが潰れたら客足は完全に止まってしまうだろう。
これは極端な例だけれど、そういった話でなくとも、
一つの出来事がすべてに影響するような事例は想像に難くないはずだ。
経済活動の足掛かりをたった一つのことに絞っておいたままにしておくのは、
ポートフォリオを考える上でも非常に危険なやり方なんだよ。
これに対する望ましい対応は日頃からアンテナを張って、
今の状況を成り立たせているものが崩れても影響のない場所で金を生めるようにしておくこと。
今、うまくいっているのならば、
そのうまくいっている時期にこそ準備しておいた方がいい。
マズい状況になってから対応したんじゃあ、その結果が出るまで持たない恐れがある。
循環が止まってしまうと色々な面でよろしくない影響が出るし、
最悪、二度と元の居場所には戻れなくなる可能性だってある。
貧すれば鈍する、なんて、よく言ったもんだろう。
これ、脅かしているわけじゃなくて、僕自身の経験則から言っていることでもあるからね。
以前、僕もついつい仕事が入ってくるもんだからと開拓を怠けていたら、
やっぱり後々になってえらい目に遭ったよ。
発端は他人のやったことではあったんだけれど、
それがそこまで大きく波及してしまったのは、やっぱり怠けていた自分のせいだよね。
いずれやってくる落ち目に対する準備を怠っていたから、
一時期、界隈からほとんど姿を消す羽目になってしまった。
育ちのせいもあるのだと思うけれど、
昔から「安定させる」ってことに対して興味が薄かったんだよね。
ずっとパチンコ玉みたいな生き方をしていたから、
そういうものに対する危機感が鈍かったという面もある。
でも、経験してみてやっぱり、
こんなその場しのぎのやり方をしてちゃあダメだと思ったね。
当たり前だろ、と思っている諸兄も多いかと思うけれど、
まぁ、実際に肌身で経験してみて初めてわかることってあるから勘弁してね。
危機は実際の経験が伴って、ようやく具体的な対策につながっていくものでもあるんだ。
金(キン)は持っていても片方一つだけではダメ。
二つ、三つ、場合によってはもっとだけれど、
いずれどれかが潰れたり使えなくなったりしたとしても、揺るがないようにしておくべき。
片金ってなんだよ、って野暮な話はここではナシ。
片方が潰れても、もう片方が生き残っていれば機能は果たせるということだ。
事業の安定ってのは、そういった考えの先に築き上げられていくものだと思う。
一つ一つは小さくたっていいのさ。
ただ、小さいものも、多くが集まればそれなりの大きさになるだろう。
wrote. サンハイツ吉田