バランス釜の使い方
最近の賃貸では珍しいものとなったようですが、
所謂、バランス釜における給湯の仕方と注意点について説明していきます。

これが所謂、一般的なバランス釜というヤツです。

手順1
まず、脇にあるガスの元栓を開けます。

手順2
次に「口火調節つまみ」を押し込みながら回し、
「口火」のポイントにもっていきます。(この時、つまみは上から押しっぱなしにしておきます)

手順3
「口火調節つまみ」を「口火」のポイントで上から押しっぱなしにしたまま、
点火レバーをカチ、カチ、カチと三回なるまで時計回しに回します。

手順4
そのまま「口火調節つまみ」を上から押しっぱなしにしたまま、5~10秒ほど待ちます。

手順5
5~10秒ほど待ったら、「口火調節つまみ」を、
「口火」から「給湯 シャワー」ポイントまで回します。

手順6
この状態で「給水つまみ」を回して水を出すと、機械の中で種火がつきます。
「ンボッ!」と音が鳴ったら種火が点いた証です。

これでお湯が出てきます。
台所で給湯する場合は手順5までやったあと、
台所の蛇口をひねって給水を開始すれば種火がついて給湯されます。

機械の下部には火力調整のつまみがついておりますが、
これは種火そのものの火力を調整するためのものです。
大中小と三段階に調節できますが、かなり極端な温度変化をするので、
季節によって使い分けるようにしましょう。
このつまみで水温の微調整をするのはおすすめしません。
いきなり熱くなったりして火傷したりしかねないので、
シャワー等を浴びながら温度調節する場合は次のつまみを使います。

このつまみが「温度調節つまみ」です。
徐々に熱くも冷たくもできますので、
お湯を使いながらの調節はこちらでやるのが望ましいです。

ちなみに手順5のあと、蛇口をひねらずに「口火調節つまみ」を追い炊きポイントまで回すと、
そのまま種火が点き、追い炊きモードに移行します。
ただし、バランス釜はアナログな機械なので、
仮に水を張っていなかった場合でもつまみを回すと追い炊きが始まってしまいます。
水がない状態で追い炊きをすると空焚きとなり、
釜が痛んで最終的には完全に故障します。
なので、追い炊きモードにする際には、必ず水が張ってあることを確認してから行うようにしましょう。

使い終わったら水を止め、「口火調節つまみ」を「止」に戻して、
ガスの元栓を閉じて終わりです。
ガス漏れの原因となりますので、面倒でも種火は毎回消して、
使用時に改めて点けるようにしましょう。
ちなみにガス屋さんに確認したところ、
ガスの元栓は毎回使い終わったら閉じてしまった方が良いそうです。
開けたり閉めたりした程度で壊れてしまうほどガス栓はヤワにはできていないそうなので、
「安全のためにも毎回使い終わったら閉じておくことが望ましい」とのことでした。
以上が一般的なバランス釜の使い方となります。
見る機会も大分減ったそうですが、バランス釜はアナログでシンプルな仕組みなので、
トラブルや災害に強いという特徴があります。
今後も利用は続けられてゆくであろう機械なので、
いざという時に備えるためにも使い方をマスターしておいて損はないと思います。
バランス釜の利点等に関するコラムはこちら
2024.03.27 wrote
サンハイツ吉田 管理者
行政書士 吉田 重信