工事現場で軽んじた扱いをされがちなバイク等の軽車両

前回の記事からの続きになるが、現場での作業や前準備がずさんな業者は、
作業場における私物等の物品の取り扱いにおいてもいいかげんな対応を取りがちになる傾向がある。
車なんかにしてもそうなんだけれど、
特にテキトーな扱いをされやすいのが自転車やバイク等の軽車両だ。
こういうのは一見、強引に動かせるようにも見えたりするから、
現場でいいかげんな取り扱い方をされる物品の筆頭だと言っていい。
しかし、いかにこのような軽車両と言えども、公道を走るためのれっきとした車両であることに違いはない。
特にバイクは高速道路等も走ることを想定した上でシビアなセッティングをされている乗り物でもあるから、
乱暴な扱い方をしたらパーツが曲がったりして走行中に最悪の事態も起こり得る。
ゆえに工事に関係のない敷地内に置いてある車両等は、
動かす必要があるのならば一言持ち主に声をかけて動かしてもらうのがセオリーだ。
めんどくさいから、どうせバレないからと勝手に移動させたりするなど、論外だと言っていい。

自転車を勝手に移動させる
画像は隣家のリフォーム業者が工事とは無関係の敷地内に停めてある自転車を、
勝手に道路沿いにまで移動させている様子だ。
当然、作業中に移動されたことを住民が気付いて、
現場作業員に「自転車、移動されたんですか」と声をかけたんだけれども、、、
無視。
なにを話しかけても、無視。
この時点で、マトモな業者ではないことは明白だろう。
問いかけに対してコミュニケーションすらとれない者が敷地内を勝手に出入りしているのだから、
住民からしたら恐怖以外のなにものでもない。
宅地内での工事業者ってのは、そういったところにも気を遣って然るべきなんだよ。
僕も若い頃、現場作業での警備の仕事をしていたことがあったけれど、
近隣住民への接し方と不安の解消に関しては本部から口酸っぱくして言われていたからな。
こんないいかげんな対応は、時代錯誤も甚だしい。

一体、なにをしようとしているのか

センタースタンドが立った状態で無理に引きずった跡
バイクは目方があるから、強引に移動させたりなんかするとこういうことになる。
しかも、ハンドルロックがかかった状態で無理やり右後ろに向けて動かしたようで、
若干、ハンドリングが右側に歪むというオマケつきだ。

目視ではわかりにくいが、明らかに違和感が
バイクのフレームの歪みってのは歪みを発生させている箇所の特定はほぼ不可能だから、
一度歪んだりすると二度と元には戻せない。
責任を取るとか取らないとか、もうそういう次元の話ではなくなっているということだ。
こんなのは事前に持ち主に声かけさえすれば、いくらでも防げたことなんだよ。
正に、ずさんとしか言いようがないな。
工事現場における二輪車はこんな風にいいかげんな取扱いをされやすいから、
作業することが事前にわかっているようであれば、近隣住民は特に注意しておかなければならない。
本来であれば、出入りの業者が気を遣って然るべきことなんだけれど、
いいかげんな対応をする業者もいる以上、持ち主が自己防衛する以外に確実と言える方法がないからな。
まあ、声かけもせずに作業開始されたら部外者にはわかりようがないから、
事後に気付いたりした場合は注意しておくもへったくれもないような場合もあるだろう。
そういった場合における業者の素行不良に関しては各省庁が窓口を設けているため、
そこに上申書・申立書といった形で通報するのも有効だ。
リフォーム等の建設業は、地方整備局等が管轄だね。
場合によっては、国土交通省に直接ぶち込むのもいいだろう。
また、自分も同じ、似たような業者にやられたという方からの相談は随時受け付けているから、
どうしても許せないことがあるようであれば連絡してもらいたい。
2025.01.11 wrote
サンハイツ吉田 管理者
行政書士 吉田 重信
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