リフォームで家が傷つけられる!ずさんな工事による被害の実態

リフォームで家が傷つけられる!ずさんな工事による被害の実態

 

 

物件を維持していると、周りの家がリフォーム等で業者を出入りさせるようなこともあるだろう。

 

そんな時は工事の関係であいさつに来られたり、
場合によっては敷地内に入らせてもらいたいというお願いをされたりするような事態も当然考えられる。

 

ご近所での付き合いもかねての事だから、
この手のお願いは大抵の場合がスジさえ通してもらえたのならば、とOKするのがセオリーだ。

ところが、この承諾を拡大解釈して、
承諾を得たからと隣家の敷地内で無茶な作業をしたりするような業者も存在する。

 

それによって物件に不可逆的な傷がつけられたりするような事例もあるから、
特に物件を自主管理しているような方々は注意しておいてもらいたい。

 

 

周りを養生もせず、資材を荷下ろし

 

むき出しの壁にそのまま資材を立てかける

 

 

工事関係者の方々が見たらもう目も当てられない状況かと思うけれど、
こういった資材の運び入れ時に養生を一切しないというのは非常識以外のなにものでもない。

なにか起こった時に、どうするというのか。

 

 

実際に別の施工業者に見てもらったところ、

 

 

「仕事のやり方自体もダメダメだし、話にならない。

壊したら謝ればいいくらいにしか考えていないんじゃないのか」

 

 

とのことで、プロの仕事とは言えないとのコメントだ。

 

そのくらい、常識的に考えてあり得ないことなのだ、と。

 

 

そしてなによりも恐ろしい話なのが、この写真は施工依頼主の敷地ではなく、
工事とは無関係の隣家の敷地内ということだ

つまり、この業者は隣家の地主に無断で敷地内を作業場、資材置き場にした上で、
養生もせずに車両等の私物の脇スレスレで鉄骨等の運び入れをしていたというわけ。

 

 

危ない!!

 

 

あと、個人的に最も震えたのが以下のシーン。

 

むき出しの車両間近で鉄骨の投げ渡し!!

 

 

工事時の事故ってのは、なにもわかりやすく物が壊れたりしてくれるわけじゃない。

家や物が壊れたりした場合、
はい弁償と二つ返事で対応するだけでは済まないケースの方が多いんだ。

 

賠償、弁償してもらうにしたって、
お金の絡む話だからテキトーするわけにはいかないわけ。

そして損害の算出は基本的に請求する側がしなければならないケースがほとんどだから、
事故が起こったりすると、まず初手は損害を被った側が手間をかけなければならないことになる。

 

 

つまり、養生すらせずに作業をするということは、
そういった事故時の負荷を敷地の地主におっ被せること前提の行為なんだよ。

 

 

人に尻拭いさせることが前提の作業など、ただの迷惑でしかないだろう。

 

思慮が浅いとか、もうそういう問題ではない。

 

 

 

そして、その結果が、この惨状だ。

 

 

資材を引っかけられて剥がれ落ちた塀の塗料

 

落ちていた塗料の破片

 

資材の立てかけによる塀の破損と飛び散ったペンキ

 

 

写真は一部だけ掲載する形を取ったけれど、実際はかなりの広範囲に渡って被害が出ている。

範囲云々ももちろん重要だが、そもそもこういった事故は起こしちゃいけないし、
事前に起こらないように手間暇をかけて対応しなければならないんだ。

 

本件はそれを業者が怠ったことによって起こった事故と言えるだろう。

 

物件管理上では、出入りの業者に対しては目を光らせておかなければならない。

特にこういった施工業者は一つの会社のみで作業していない場合も多いから、
やりっぱなしでうやむやにされてしまうようなケースも少なくないんだ。

 

厳しいと思うくらいでちょうどいいと思う。

 

 

なお、こういった事故が起こった場合、
施主は迷惑をかけた隣家に一言謝罪しに行くのが当たり前だ。

自分のところの工事で迷惑をかけたのだから、
工事時の挨拶を業者任せにしていたとしても、これは必ず自分でやらなければならない。

 

 

なにも言ってこないから、と知らん顔なんかしていたら常識を疑われるのは当然。

 

 

問題にされたことに立腹して、逆ギレしたりするなどもってのほかだ。

 

 

2025.01.09 wrote

サンハイツ吉田 管理者

行政書士 吉田 重信

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