オーバーワークに注意せよ
「開業して間もない場合」 項目
4.「オーバーワークに注意せよ」![]()
wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所
行政書士 吉田 重信
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自営していると仕事とプライベートとの線引きが曖昧になってくる。
仕事がプライベートを侵食してくる、と表現した方が正しいかもしれないな。
営業時間だとかを決めて一定の線引きをすることくらいはできるが、
事業者の仕事はそれで終わらないから完全にオフにできるわけじゃない。
事業のことは常に念頭に置いて行動してゆかなければならないし、
顧客対応に関しては営業時間の建前で宵越しが許されるわけではないからな。
こういった環境で仕事をしていると、必然的に休むということを忘れがちになる。
特に事業がうまくいっている場合は前に出ることばかりを考えるから、
冷静に状況把握をすることを怠ってしまう。
また、資金やキャパシティ上の問題面でも足元が留守になりやすい。
仕事を進めることが目的化して、
それを行うだけのキャパが自分の事業にあるかどうかを考えない。
まぁ、チャンスは前髪で掴めという諺もあるくらいだから、
いちいちそんなことを考えていては今を逃してしまうという考え方もあるだろう。
その思考は別に間違いじゃないし、個人的にも嫌いじゃない。
しかしこれはある意味、
今乗っているツキがいずれ落ちることに怯えているとも言える。
気持ちはわからなくもないが、
それは既に落ち目に入っている人間の思考だということは付け加えておく。
事業者は、いずれツキが落ちることも計算尽くで動くんだよ。
これに怯えていている内は、
いつまでたっても同じ卓で打ち続けることしかできないからな。
破滅と再生、そして成長は一環。
ツキは乗る時もあれば離れることもあると考えていた方がよろしい。

若い内はただ勢いに任せて打つのもいい。
しかし、ツキには各人によって上限があるということも忘れてはならない。
入ってくるものをひたすら享受、消化するだけでなく、
如何にして己のピークを保ち続けるかというアプローチも必要になるということだ。
時には、己に対しても冷酷に値踏みすることを迫られるだろう。
結局のところ、自営は職業の選択ではなく生き方の選択なんだよ。
だからそういう生き方をしてゆく上で、
破綻しないシステムやスタイルを自分なりに構築していかないとな。
肉体的な面に関してもそうだが、精神的な部分に関しても、だ。
自己管理能力が欠如している人は、仮に顧客がついていたとしても長くは続かない。
四六時中、モノを考え、動いていなきゃならないというのならば、
それをせずに済む方法を考え、編み出すのも経営だ。
地味な領域の話で恐縮だが、
リバウンドのカヴァーを意識できない事業はいずれ破綻するだろう。
場で打つことだけしか考えていないようなヤツは大成しないってこったよ。
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wrote. サンハイツ吉田