コーヒー代はどっち持ちか
「顧客への対応等」 項目
1.「コーヒー代はどっち持ちか」![]()
wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所
行政書士 吉田 重信
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なんか開業セミナーとかの質問コーナーで、
本当にこういった質問をするような人が一定数いるらしいな。
そりゃあ、顧客とは事務所対応にならないケースもあるから、
外でお茶しながら話をすることもあるだろうさ。
でもこんなこと、定義づけしてまで考えなければならないようなことか?
僕が開業した時はそんなくだらんことなんか、いちいち考えもしなかったな。
その場の流れと、ノリだ、ノリ。
そういった場ではどうするのがビジネスマナーとして正しいかよりも、
顧客である相手がどう思うかを軸にして考えた方がいい。
出された茶を飲むか、飲まないかにしても、そうだ。
昨今では客先で出された飲み物を飲むことを、
一律にマナー違反だと断ずる類のレクチャーをするセミナー等もあると聞く。
こんなの、僕から言わせれば全てミスリードだわ。
がぶり、と飲んじまった方がうまくいく場合だってあるんだよ。
そういう、展開への許容性と臨機応変さは必要だぞ。
寸劇やってんじゃねぇんだからさ。
あと、この件に対して言えることと言えば、
基本的に客先での飲食はそれに対する対応や扱いをもって考え方や常識を探られる場でもある。
早い話、これはマナー云々の話ではなくメンツの問題なんだよ。
例えばだけれど、顧客の都合で呼び出されたのに、
その場の費用を全部自分で持ってしまうのは下手に出すぎだろう。
いくら顧客相手だったとしても、プライドを捨ててまで話をしてはいけない。
それだと、ビジネス上でも優良な関係を築けなくなってしまうからね。
また、自分の立場だけでなく、顧客の立場を立たせる気遣いも必要だ。
これはセンシティヴな面も孕む問題だから一律に定義づけはできないが、
自分が呼び出した以上、費用は持たなければ、と考えている人も多いからね。
それなのに自分が持ってしまっては相手のメンツを潰してしまうだろう。
勤め人は会社が立場とメンツを立たせてくれるから、
商談が始まった時点で互いの立ち位置が既に決まっているケースが多い。
でも自営業の場合はそれがないから、
己の立場は己で築き、相手に示してゆかねばならないという特有の厳しさがある。
皆、自分を張って、カンバン光らせてんだよ。
そういう水の味を知っておく意味でも、
やはり社会経験は色々な場所で積んでおいた方がいいと思うぞ、うん。
たかだか、コーヒー1杯をどうするかの話だがね。

wrote. サンハイツ吉田