チラシ営業のやり方とその有効性
「営業の基礎」 項目
4.「チラシ営業のやり方とその有効性」![]()
wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所
行政書士 吉田 重信
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前項目で広告と宣伝の話題に触れたから、
その流れで今回は記事内で紹介したチラシ営業について書いていく。
代表的な例で言うと、ポスティングとか言われているようなヤツだね。
チラシ営業の不合理性やデメリットについては前回に書いた通りで、
これに関してはチラシという媒体を使う以上は変えようのない実態でもある。
じゃあ、チラシ営業自体がもう時代遅れなのかというとそんなことはなく、
不適切な方法で行っていれば結果が伴わないのは必然というだけに過ぎない。
今の時代でも使われている手法ということは、
やり方さえ間違えなければちゃんと効果が見込めるという証でもあるんだよ。
だから、ここではそのやり方に焦点を当てて話をしていこう。
チラシ営業に関してまず考えるべきことは、
自分のやろうとしている事業がチラシ営業に向いているかどうかだ。
ここは初歩中の初歩の話だから、最初に必ず検討しておかなければならない。
例えば、物品販売の場合。
こういうのは「なにをいくらで」という概要説明による販売促進が有効だから、
それを一目で打ち出せるチラシ営業は向いている事業と言えるだろう。
こういう手に取ってパッと見で「なにをやっているか」をアピールできる事業は、
目に留まる時間の短いチラシでは比較的高い効果が期待できる。
逆に考えると、一目で説明がつかない事業はチラシ営業には不向きという話になるな。
例えばだけれど、新興のビジネスや投資等の事業だ。
この手のサービスや事業は受け手側にも事前知識が必要になるゆえに、
チラシでの反響効果は薄いと見た方がいい。
チラシって、思っている以上に目を向けてくれる時間が短いから、
そのたった数秒の短い時間で理解に引っ掛かるようなものでないとやはり厳しいだろう。
専門的な内容のチラシは無意味になる可能性が高い、ということだね。
そういった不備をカヴァーできるのが、DM(ダイレクトメール)等の直送型のチラシだ。
これは無造作にバラまくチラシと違って一般的には封入型で、
開けてくれたからには中身にしっかり目を通してもらえることが期待できる。
それゆえに凝った内容のものを用意しやすいし、
問い合わせてくれた方へのサービスも付加しやすいだろう。
しかし、これをやるからには対象の剪定が必須となる。
ある程度の効果を見込める相手に向けて行うのがDMだから、
送る相手のピックアップは大前提なんだ。
最近ではネットで見つけたサイトとかに、
手当たり次第に宣伝メールやチラシを送り付けるようなスタイルも散見される。
でも、こういうところはいいかげんにしたりせず、ちゃんと芯を入れて剪定すべきだ。
少なくとも無用ならばゴミにしかならないものを送らせてもらっているんだから、
相手に対する最低限の気遣いは必要だよ。
「見て見て」っていうのは、自分の都合でしかないってのを忘れちゃいけない。
いいかげんな気持ちで送った宣伝は、
やっぱり受け手からもいいかげんにしか扱われないだろう。
芯の入っていないヤツなんかに頼む仕事はないからね。
ただチラシを送るだけとはいえ、
そういうところも見られていると思っておいた方がいい。
剪定が難しいようであれば、置きチラシを検討してみるのもいいだろう。
これは必要な人だけが取っていけばよろしいというスタイルだから、
ゴミにもなりにくいし、チラシの減少数から反響率を逆算できるという利点もある。
ただし、置き場所には工夫が必要だ。
ただ置いておいただけじゃあ、無造作にバラまいているのとかわらない。
DMのように個別の剪定が必要ないというだけで、設置する場所の剪定は必要なんだ。
商業施設だとか公民館とか、
ちゃんと自分の事業に合った場所に置かせてもらうようにしなければならない。
そうしないと、多分、イタズラとかされて終わりだろう。
ネット主流の今のご時世ではチラシは古い手法と思われがちだけれど、
ちゃんとしたサービス内容でちゃんとした場所に投入すれば今でも有効な手段なんだ。
ダメなのがそういった概容を捉えずに、ただバラまいたりする方法だね。
自分の都合しか考えていない宣伝が蔓延してしまっているのも、
こういった営業方法が誤解を受けやすい理由でもある。
本来的には、顧客の利便に資するためのものなんだよ。
見せたもん勝ち、読ませたもん勝ちみたいな自分本位な考えによる宣伝は、
最終的には事業への評判や成約率という形で返ってくる。
残酷なくらいにな。
だから、チラシによる営業は反響に期待することよりも、
自分の事業やサービスを社会に受け入れてもらうためと思って取り組んだ方が良いだろう。
wrote. サンハイツ吉田