賃貸は今、借りる側が選べる時代に

賃貸は変革期にある

 

「賃貸を取り巻く裏事情」 項目

1.「賃貸は変革期にある」

2.「なぜ大家は連帯保証人を求めるのか」

3.「待てど暮らせど客のつかない賃貸不動産」

4.「何年も案内すらしない異常な不動産屋」

5.「乗っ取り不動産がまかり通っている市場」

 

wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所

行政書士 吉田 重信

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近年の賃貸事情はこれまでの常識が通用しなくなってきている面もある。

 

良い意味でも、悪い意味でも、な。

 

物件の提供においても前述の立地面だけでなく、
求められる物件の概要自体が新時代に突入したような感じだ。

 

若者達の間でも、アクセスと利便性さえ良ければ構わないと、
カプセルホテルみたいな手狭な部屋に入居する人も増えていると聞く。

デパートや商業施設なんかと隣接していて、
入居者特典で一律の割引適用をウリにしているような物件もあるみたいだ。

 

 

あれ、面白いね。

 

僕が20代くらいだったら、ちょっと住んでみたいと思ったかもしれない。

 

 

しかし、そういったサービスの変容といった前向きな変化だけでなく、
時代に合わない物件の淘汰や雑な取扱い等、ネガティブな面での変化も見られる。

 

不動産って、基本、普遍的なものだからね。

上物をいじるくらいは費用をかければできるけれど、
立地や用途地域なんかの法令上の制限は変えようとして変えられるもんじゃない。

 

手持ちのカードで勝負するしかないという、とても厳しい面もある世界なんだ。

 

それゆえに、時代の変革には自らの変革をもって対処してゆかねばならない。

 

これまでと同じやり方をしていてはただの古物件にしかならないが、
視点や用途を変えてみるだけでも可能性が広がる場合だってあるからね。

 

 

例えば本物件3階部の間取りは所謂、ウナギの寝床型と言われる縦長間取りで、
今時の居住用賃貸としては古い形式だろう。

しかし、事務所用、店舗用として見た場合、
こういった屋内を一目できる間取りは一般の物件と比べて非常に使い勝手がよろしい。

 

実際に僕自身がここで開業して10年以上になっても特に不自由を感じないんだから、
3階部は個人事務所や小規模な事業所としてはかなり有用なのだろう。

 

執務室と客間を一見できる上で間に敷居を設けることもできるから、
玄関口と客間と私室を事業所といった体を保った上で独立させることができる。

 

 弊所の間取り使用例はこちら

 

 

あとはウチの業種としての利点でもあるけれど、
郵便局が目の前にあるというのは非常に大きなアドヴァンテージだ。

これは小物の通信販売業なんかやる場合でも、特に利点が多いところだろう。

 

事業入居者には弊所なりのサービスも用意させてもらっている。

 

 入居者特典等について

 

 

これは僕自身にも入居者にとっても利にしかならないことだから、
事業入居者にとっては他所の物件と比べてもかなり入居、運営がし易いと思う。

 

昔のように居住用としての運用を考えていたら、
こういった利点の紹介やサービスの提案はきっとできなかっただろうね。

 

 

変容を受け入れ、自ら提案してゆくのが今後の賃貸運営だ。

これは貸主だけじゃなく借主にしたって同じこと。

 

貸主側はこれまでのやり方に拘らず、
自分と物件の個性を活かした形での独自的なアピールが必要になるだろう。

借主側はただ立地と間取りだけを見るのではなく、
その物件やサービスが自分の目的に合致しているかを見て物件を選定する時代だ。

 

賃貸は貸す側も借りる側もどちらが上という時代ではなく、
互いの求めるメリットを突き詰め、その先に入居という結果がある事業になってゆく。

 

 

歓迎すべき時代になったよな。

 

 

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wrote. サンハイツ吉田

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