どんな仕事でも引き受けるべきか
「開業直後の立ち回り」 項目
1.「どんな仕事でも引き受けるべきか」![]()
wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所
行政書士・宅地建物取引士
吉田 重信
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仕事の依頼は自分が想定しているものがそのまま入ってくるとは限らない。
場合によっては、まったくマークしていなかった形で声がかかったりすることもある。
そういった時、自分の知った領域の話じゃないからと、
ついつい断ってしまうような人も少なくない。
乱読のように節操なく取り入れるような、
どんな仕事でも引き受けるスタイルに違和感を感じる人もいるだろう。
自分のやりたいことをやりたい形でやるために独立した人なんかは、
特にそういった「己の選んだ仕事に対する潔癖感」を持っている場合が多い。
でも、実はそこが始まりになったりする場合もあるんだ。
自営業としての己のフォームは、
他人のトスによって作り上げられるようなものでもあるわけ。
本来、仕事なんてものは他者の要望に応えることで報酬を得るプロセスなのだから、
分野が違ったものだとしても、具体的な要望は仕事になり得る。
法的に禁じられている領域とかであれば仕方がないけれど、
そうでもない限りは要望に素直に応えていけば、それが自分の立場を作ってくれたりもするんだ。
例えばだけれど、ウチの事務所が最初に入ってきた仕事は車庫証明の提出代行だった。
書類作成すら伴わないただの代行業だったから募集は行ってない業務ではあったけれど、
当時は駆け出しで入ってきた仕事は断らないスタンスだったから引き受けていた。
今は非効率な面も出てきてしまったからもうやらなくなってしまったけれど、
開業当時はそういうので糊口を凌いでいた時期もあったんだよ。
最初の依頼がきっかけとなってリピーターにもつながり、
しばらくは案件が入ってきていたりもしていた。
予定していた形とは違っていたけれど、
そこから仕事の流動が始まって今の立場があるという側面もあるわけだ。
正に、顧客の要望が作り上げていったウチの事務所のスタイルだろう。
他にもマスメディアの取材とか執筆依頼とか、
想定外の形で入ってくる仕事は四の五の言わずに全部引き受けていたな。
なにがきっかけになるかなんて、その場ではわかりっこないからね。
みんな可能性のタネだと思ったら、捨てる気になんかなれなかったな。
それらも全てが、今やっていることにつながっている。
なにが言いたいのかというと、とにかく開業当初は仕事の選り好みをするな。
初めはどんな要望であっても全部チャンスだから、
いつでもソイツの前髪を引っ掴めるようにアンテナを張っておいた方がいい。
僕自身の経験上での話だが、
チャンスはこちらの準備が整っている時になんか来ちゃくれない。
大抵の場合が「なんで今なんだよ」って時にこそ、
大きなきっかけとなる仕事が舞い込んできたりするものでもある。
その時に引っ掴みにいけるかどうかは、勢い。
準備できているか、ペイできるかとかの皮算用ではなく、
「はい、受けます」とその場で二つ返事で答えられる勢いなんだ。
だから、常にどんな仕事でも引き受けるという気構えだけは持っておかないとな。
無節操自体が、なにか罪であったりするわけじゃないんだよ。
ただ、ポリシーがなければ対外的に信頼が得られなくなるというだけの話だ。
wrote. サンハイツ吉田