自主管理賃貸は不動産屋に寄生先として狙われている

賃貸は寄生先として狙われている

 

「昨今の不動産屋の動向について」 項目

1.「賃貸は寄生先として狙われている」

2.「不動産屋は大家にとって敵なのか」

3.「知らない不動産屋から連絡が来たら」

 

wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所

行政書士 吉田 重信

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不動産業っていうと、大抵が大家ありきのイメージを持つのが大半だろう。

 

仲介業者は基本的には自分で物件を保有しないから、
商材である賃貸は大家に話をつけて外から仕入れてくる必要がある。

それゆえに、不動産屋は大家、貸主とは良好な関係をもって、
物件を仲介させてもらえるよう取り計らうのが一昔前での常識だった。

 

しかし、世情が変わったことで、このパワーバランスは今では通用しない。

賃貸不動産が投資対象となり、多くの投資型マンションがタケノコのように増え、
不動産屋は仲介物件の仕入れに困らなくなった。

 

それに伴い、客の流動を失くすことで、
大家の足元を見るような商売のやり方にシフトしてきたんだ。

 

不動産屋にとって一般の大家は投資する対象ではなく、抜く対象になったんだな。

 

だから、ここ最近では地道に客を紹介して契約までに持ち込んで、
それで仲介手数料をもらうような商売の仕方はスタンダードではない。

今では客に困った大家にコンサルとして忍び寄り、
そこからコンサル料や管理手数料と称して家賃をピンハネするやり口が一般化している。

 

 

恐らくは、ここが入口だったんだろうね。

 

要は、貸主を干上がらせることでうま味があると覚えた不動産業界が、
今では一斉して大家から抜きにかかっているんだ。

 

現状を見た限りでは、管理契約を獲るために案内を止めたり、怪しげなセミナーに勧誘したり、
場合によっては既存の借主を説得して退去させたりと、やりたい放題だね。

その上で、大家が自分達の寄生を了承するように囲い込む。

 

こんなの、最早、仲介業者とは言えんだろう。

物件の仲介やってないんだからさ。

 

 

そもそも、仲介手数料以外の面で、
連中が金を領得できるスキを与えてしまっているのが悪いんだよな。

 

そっちの方がオイシイから、真面目に仲介をしなくなるんだ。

 

 

今のところは行政から見逃されているみたいだけれど、
実態を知られたらこのままでは済まんだろう。

 

だから、こんなのは自分の方から切っちまった方がいい。

大家の立場からしたら、関係を持っておく利益がないんだもん。

 

そういうのを一般化していくためにも、
大家側も「仲介業者なんかイラネ」と言えるだけの力をつけていかないとな。

 

元々、賃貸であれなんであれ、
本来的には独立してやっていく商売であることには違いがないんだ。

自らが集客力と実務能力を兼ね備えれば、仲介業者をかませる必要なんかないだろう。

 

仲介がいないことをリスクと勘案するような考え方もあるが、
今や、その仲介業者がリスクそのものだからね。

 

仲買の立場なんか肥大化させたって、当事者達にはなんの利益もない。

むしろ、余計な利益の換算を挟み込まれたりするから、
かえってお互いにとって邪魔になるようなケースだってあるんだよ。

 

今の自主管理とかしている賃貸市場は、大体がそんな感じだ。

 

今後も自主管理物件としてやっていくつもりならば、
貸主は自らが独立して商売していくつもりで集客から契約まで対応していく必要があるだろう。

 

そういった面も含めて自主管理してゆかなければ、賃貸業は成立しない世情になっているな。

 

 

続き 「不動産屋は大家にとって敵なのか」 

 

 

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wrote. サンハイツ吉田

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