競合に対して既存の事業はどう立ち回るべきか
「競合他社への対応」 項目
2.「競合に対して既存の事業はどう立ち回るべきか」![]()
wrote. サンハイツ吉田 管理者

行政書士明和事務所
行政書士 吉田 重信
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事業を営んでいると、タチの悪い者達と相対することだってある。
事業に直接的に邪魔をしてくるような変わった事例もあるが、
メジャーなところで言うと後追いの競合相手とかだね。
事業的に強力なライバルなのであれば、やるべきことは共に切磋琢磨してゆくことだが、
そういった少年漫画のような展開ばかりでは済まないのが実社会だ。
この世の中は言ったもん勝ち、やったもん勝ちの側面もあって、
最終的には強くて声のデカい者が勝ちを得やすいようになっていたりもする。
だから中身が伴っていなかったとしても、
その場でのハッタリや情報戦をもって勝ちを得ようとしてくるような者もいるんだ。
こういうのに食いつかれることによってフォームが崩れてしまう人もいるから、
事業展開においては急に見たこともない敵がやってくることも想定しておくべきだろう。
でも、中身が伴っていない者ってのは、
提供できるサービスも発信できる情報もたかが知れている。
中身がないのに中身があるかのように見せているだけなんだから、当たり前だよね。
目立つことはできても、純粋な中身の勝負となったら困るのは向こうの方なんだ。
だからこういった手合いが出てきたとしても、焦ったりすることはない。
長期的な戦いになれば、いずれ必ずボロが出る。
そうなった時に、ちゃんとリバウンドを取りにいけるヤツがやっぱり一番強いと思うよ。
以前、ウチの近所でも新しいスーパーが出店してきた時、
地元の老舗のスーパーから客が完全に消えたことがあった。
とにかく新しいところは売り出し方が凄くて、あんな光景はこれまで見たことがなかったな。
まるで、ロックダウンしているかのようだったよ。
老舗スーパーの方も焦って普段やらないセールとかもやっていたけれど、
やっぱり慣れていないから全然、うまくいっていなかった。
これは己のフォームを崩すようなやり方で、ちょっと失策だったよね。
でも、当初から周りのおばちゃん連中に言われてもいたんだよ。
いずれ、客はこっちに戻ってくるってさ。
結局、目新しいから客は一時的に新しい方に流れていたんだけれど、
中長期的な利用を考えたらやっぱり安さと安定した品揃えを求めるんだよね。
おばちゃま達の予想通り、今では完全に元に戻ったな。
老舗の方もこれまでの通り、セールは一切やらなくなった。
それでいいと思う。
長く続けてゆくであろう事業で重要なのは、
一時的なインパクトなんかよりも自分のスタイルを貫き続ける安定感。
堅実さだよ。
だからハッタリや勢いで一時的に客を取られたりしても、
やるべきことはこれまで身を入れてやってきたことを堅実にやっていくことだ。
間違っても、相手に合わせて自分のフォームを変えたりしてはいけない。
それはこれまでやってきた事業そのものを変えてしまう行為だからだ。
今までうまくいっていたのならば、そのフォーム自体は間違っちゃいないんだよ。
おいそれと捨てたりしたら、
最悪、完全にゼロからやり直すハメになってしまう。
客が流れたってのは、客からも差別化できている証でもある。
だから自分なりのスタイルで良さを改めて理解してもらえるように、
これまでやってきたことを見直していった方がいい。
一時的な客離れは、それをするためのいい機会だとでも思っておくんだな。
ずっと同じことだけを繰り返してやっていけるほど、自営業は楽じゃない。
そういう当たり前のことを思い出させてくれた、と、
敵には感謝しておくべきだろう。
続き 「閑散期の立ち回りと考え方 辛い閑散期はどうやって乗り切るか」 ![]()
wrote. サンハイツ吉田